羽二重くるみ
「スィーツ」と一言で言うけれど、和菓子や洋菓子を合わせると数知れず。でも日本語では何というのでしょう?甘いお菓子?甘味?なんとなくしっくりこないのは私だけでしょうか。そんな星の数ほどあるスィーツの中で一生のうちに出逢うことのできるものはいくつあるのでしょう?
なんて小難しいことは横に置いておいて、先日妻とドライブして道の駅に立ち寄ると、どこの道の駅にも「羽二重餅」が置いてありました。羽二重餅といえば福井県土産の代表格ですからそれはそうなのでしょう。最近はその羽二重餅も色々なバージョンが登場しているようです。昔は周りに白い粉のかかったプレーン?タイプしかなかったように記憶しているのですが、今やいちご味があり、チョコが味ありといった具合です。
でも、そんな中で一番レアな羽二重餅の仲間といえば「羽二重くるみ」だと勝手に思っています。
まず販売している場所がすごく限られているのです。道の駅では売っていません。実はこの羽二重くるみ、勝山市に本店のある「金花堂 はや川」で作られているのですが、販売しているのはここ本店と福井駅にある「くるふ福井駅店」、ショッピングセンターエルパ店しかないのです。
2つめ。日持ちしません。冷暗所に置いて長くて2〜3日でしょう。そのかわりものすごく美味しいです。
3つめ。羽二重くるみを買うと形を整えるために切り落とした「みみ」がサービスでついてくるんです!これって、ものすごくポイント高くないですか?東京に行くときお土産で持って行くことがあるのですが、きれいに箱に入った羽二重くるみには手をつけず、サービスでもらった「みみ」を新幹線の中で食べる、これがまたいいんです!!

なんとなくこんなことを考えていたら、無性に食べたくなってきてしましました。思い立ったが吉日。「よし買いに行こう。どうせなら本店まで買いに行こう。」福井駅から約30kmほど離れていますが買いに行きました。6個入りで840円。抹茶のような渋い色の袋をそっと覗いてみると、何も言っていないのに切り落とした「みみ」がサービスでついています。もう頬が自然と緩んで、自分でも和やかな顔になっているのがわかります。ありがとうございます。

仕事から帰ってきた妻に自慢げにわたすと、「福井駅で買ってきたの?」の一言。「いや・・・」と口篭っていると、「本店まで行ったの?」と追い討ち。「はあ・・・」と深いため息をつかれてしまいました。でも、幸せそうな顔で食べてくれたことが何よりの救いです。二人で6個は一度に食べられないので、冷蔵庫に入れて保存。でも次の日に食べると餅が硬く感じてしまいました。ですから冷蔵庫での保存はあまりお勧めはしません。今の季節ならそれほど温度は高くないので、やはり冷暗所が良いかと思います。夏場は冷蔵庫に入れざるを得ない気もしますが・・・ ぜひ一度ご賞味ください。
